黒門口登城道ルートマップ
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堀之内公園(旧三之丸・明治17年から兵営が置かれ連隊跡地)から黒門口登城道を利用し歩いて本丸をめざします。およそ20分の行程。
車でお越しのお客様は二之丸史跡庭園駐車場(専用)に駐車し、庭園入園後に本丸を目指してください。
ツヅラ折れの道中、こんな反り返った石垣もあり楽しみも人一倍。
黒門口から約1分半、ツヅラ折れが終わると左右に分かれ道があります。右は二之丸・左は黒門口登城道です。
近寄ると案内標識があり、天守迄900m。二之丸専用駐車場に駐車されたお客様は、申し訳ございませんが、二之丸史跡庭園をご見学ください。なお、入園料は大人200円、小人100円です。
二之丸庭園は敷地1.6haを史跡庭園として平成4年5月に開園し、庭園内部は古い絵図や発掘調査に基づき遺構の上に表現され、部屋の間取りの中に各種の柑橘や草花を植えた「表御殿跡柑橘・草花園」と部屋の間取りの中で水が流れる「奥御殿跡・流水園」と大きく2つに分かれています。
威風堂々とした、二之丸多聞出入り口。松山初代城主・加藤嘉明によって松山城の築城が行われ、二之丸が完成したのは二代目城主・蒲生忠知の時代とされ、完成まで約四半世紀を費やされました。
庭園内の林泉庭には、鯉も泳いでおり人が近づくと寄ってきます。
庭園内の茶室には、観恒亭、聚楽亭、勝山亭があり、お花・お茶会など市民や近隣の方々に広く利用されています。(写真は聚楽亭)
観恒亭横にある水琴窟、地元の有志の方の手作りで良い音色が響きます。一聴の価値あり。
庭園見学後、庭園外の塀に沿って進みます。
向かって右側には、二之丸史跡庭園の北門があり、城主も登城時にはこの門を潜りました。
今見学した庭園が見えて、何か「頑張って行ってらっしゃい。」って、見送ってくれているようです。(庭園内・勝山亭から二之丸史跡庭園を眺望、遠方のビル群は松山市内)
さぁ、ここからが登城道。歴代のお殿様につづいて森の中を歩きます。
鬱蒼とした森の中、少しの間このような石段が続き、小鳥のさえずりが心地よく感じられます。
道中、江戸時代の舗装(石畳)をそのまま露出展示している所と参考に復元した所があります。写真は江戸時代の石畳を参考に復元した箇所です。
階段ばかりで疲れたころ。少し明るくなり、手摺りも見えてきたら間もなくです。
石垣がみえてきたら、そろそろ本丸です。あと一息。
本丸に到着です。(大手門跡)いよいよ天守へ。
今度は門(戸無門)があります。
戸無門から筒井門へ。
※筒井門:開門時間 5:00〜21:00(季節による)太鼓門を抜けて本丸広場に到着。さすがに広い、天守迄少し距離があります。
広場の中央【重要文化財・松山城】の看板と天守に小天守、風雪を偲んで悠然と建っている。最高のカメラアングルです。
「松山城マスコットキャラクター よしあきくん」です。
よしあきくんの名称は、初代城主・加藤嘉明にちなんで名付けられました。前方左側の改札を通って本壇(天守等)へ登ります。