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よくある質問

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松山城に関すること

Q天守内にエレベーターやトイレはありますか?

A

松山城天守は、全国に12箇所しか残っていない江戸時代以前に建造された城郭の一つで、国の重要文化財に指定された大変貴重な歴史的文化遺産です。そのため、天守内にエレベーターやトイレはありません。事前にお済ませください。

特に天守内の階段は急なため、足元には十分お気を付けてご観覧ください。

また、トイレは本丸広場売店横や松山城ロープウェイ長者ヶ平駅西側にあります。

Qロープウェイ乗り場へ何時に行けば天守観覧ができますか?

A

通常期は16時(8月は16時30分、12・1月は15時30分)の便に乗車できるようにお越しください。

Q松山城を観光するのにどれくらい時間がかかりますか?

A

松山城山ロープウェイ東雲口駅舎から往復ロープウェイを利用して天守に入場した場合、一般的には1時間30分程度かかります。

最短1時間でも可能ですが、かけ足で見ていただくこととなります。

Q登城太鼓はいつ聞けますか?

A

土・日・祝日の朝、天守開門に合わせて行います。

Q犬を連れての利用はできますか?

A

身体障害者補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)を除き、原則的に手荷物扱いになります。リフトはリードを着用するなどひざに抱いて乗っていただければ利用可能です。

ロープウェイは運搬用ケース等に入れていただき、他のお客様の同意が得られれば利用可能です。大型犬・超大型犬などケースに入らない場合、ご利用いただけません。徒歩での登城をお願いします。

なお、天守内は文化財保護や他のお客様への危害防止等の観点から入場をお断りしております。

Qコインロッカーはありますか?

A

松山城山ロープウェイ東雲口駅舎にあり、当日1回大200円、小100円です。キャスター付のバッグ等は天守内に持込できませんので、事前にコインロッカーにお預けください。

ただし、駅舎はロープウェイ運行終了時に施錠されますので、ご注意ください。

Q本丸広場まで自動車で登ることはできますか?

A

車椅子利用者が単独で本丸広場まで登ることは、残念ながらできません。本丸広場は標高132mの山頂にあり、登城道の傾斜が急なうえ階段や門などの高い敷居があります。松山城全域は、江戸時代の歴史的文化遺産として国の史跡指定を受けており、スロープを設置するなど対策を講じていますが完全なバリアフリー化は大変困難な状況です。

介助者が2~3名いる場合は、本丸広場までは登れますが、安全面には十分ご注意ください。

車椅子利用者が「身体障害者手帳」等の所持者の場合は、本人はもとより、介助者3名まではロープウェイの利用料金を無料として便宜を図っております。

なお、重要文化財指定を受けている天守は大変貴重な歴史的文化遺産のため、申し訳ありませんが、車椅子での入場は建物の構造上、できませんのでご理解ください。

Q松山城や城山公園内での撮影に制限はありますか?

A

松山城および城山公園内での撮影(静止画・動画共通)については以下のとおりとしております。

(1) 個人的な撮影(記念撮影等)

撮影場所、内容に制限はありませんが、いわゆる「ライブ配信」※については、撮影者ご自身や周囲の方に危険がおよぶおそれがありますのでお断りしております。

※リアルタイムでインターネット上に公開する撮影方法を指し名称は問いません。

撮影した画像をインターネット等で公開する場合は、意図せず画像に映りこんだ方の肖像権に十分な配慮をお願いします。撮影者と無関係のお客様が映り込んでいる画像を公開したことにより発生したトラブルについて、松山市および施設管理者は一切の責任を負いません。

なお、撮影にあたって禁止している事項は次のとおりです。

  1. 通行や観覧の妨げになる大型機材やドローンを使用した撮影行為
  2. 他のお客様のご迷惑になる不特定多数の方へのお声がけによる撮影行為
    例:撮影のため、関係のないお客様を立ち止まらせたりすることなど

上記の禁止事項は一例です。他のお客様へのご迷惑になる場合や施設損壊の恐れがある場合は係員の判断で撮影をおやめいただくことがあります。

(2) 営利目的の撮影

事前申請が必要です。下記までお問い合わせください。

松山城総合事務所 TEL:089-921-4873(8:30~17:30)

matsuyamacastle@lesp.co.jp

※二之丸史跡庭園および城山公園(堀之内地区)については、二之丸・堀之内管理事務所 TTEL:089-921-2000にお問い合わせください。

Q観光案内所はありますか?

A

松山城山ロープウェイ東雲口駅舎1階に、(公財)松山観光コンベンション協会(TEL:089-935-7511)運営による年中無休の観光案内所があります。無料の観光資料等を取り揃えておりますのでご活用ください。

Q日本100名城スタンプラリーのスタンプはどこに置いてありますか。

A

天守きっぷ売場横(山頂)にあります。天守きっぷ売場営業時間中(9:00〜札止めまで)に押印できます。

休業日や営業時間外はスタンプを押印できませんのでご注意ください。

Q松山城に縁起の良い天神さまがあると聞きましたが?

A

天守がある松山城本壇は、黒船来航の前年、親藩松平(久松)氏によって再建されており、全国的にも珍しい、社寺の正面様式を持つ天神櫓があります。

これは、久松氏の祖先とされる菅原道真公を祀るためのもので、松山城は勝山城とも呼ばれ、また、天守群の中に学問の神様があることから、縁起が良いとされているようです(親藩時代の松山藩は文武の振興にも力を入れており、明教館を開設しています)。

二之丸史跡庭園に関すること

Q庭園の敷地面積は?

A

1.6ヘクタール(1万6000平方メートル)約4840坪
東京ドームグラウンド(甲子園も同じ広さ)の1.23倍です。

Q開園はいつですか?

A

平成4年5月2日に開園しました。平成元年10月より3年を費やし、総工費16億円をかけて整備しました。

Q当時の二之丸御殿の畳は全部で何畳くらいありましたか?

A

部屋の畳数は約850畳、畳廊下は約220畳くらいです。総部屋数は約60です。

(詳しい資料は無く、幕末期の二之丸平面図と鳥撤復元図を参考にしています。)

Q大井戸の水はどこからきてますか?

A

城山に降った雨水が大井戸に流れて湧き出ていると思われます。

Q当時の二之丸御殿には何人くらいの人がいましたか?

A

藩主、家老、側役、小姓4人、側医師、側室、奥向き女中、番所詰役人などが居たようです。

その他、黒門、栂門(つがもん)槻門(けやきもん)にも交代で勤めていた家臣が多数いたようです。

通いの者や常駐の者が居り、正確な人数はわかりません。

Q二之丸御殿の完成はいつですか?

A

松山城を含む二之丸が完成したのは、二代目蒲生忠知の時代(1627年から1634年)とされています。

Q御帳台(みちょうだい)ってなんですか?

A

平安時代には、帳台(ちょうだい)は貴人の座所や寝所としておかれた8尺四方のテント型の目隠しであったようです。

江戸時代に、地位権力を象徴した装飾的なものとして、身分格差を誇示するためのものになりました。

Q大書院は何に使われましたか?

A

御殿で最も重要な公式儀礼を催す部屋。

新年の年賀や学問の講義や能・仕舞・連歌会などの行事が行われていたようです。

Q園内に植えられている柑橘類の種類は?

A

園内にはデコポン、ポンカン、ネーブル、伊予柑、小みかん、セトカカラーマンダリン、ユズ、スダチ、キンカン、レモン、ザボン、温州みかんなどの品種が植えられています。

収穫した柑橘は食べごろになりましたら、入場券売り場や北門前の腰掛において、入園された皆様に召し上がっていただいています。

Q園内を一回りするのにかかる時間は?

A

園内を一通り歩いて回るだけなら、10分程で一回りできると思います。

展示の自動音声を聞いたり、勝山亭にも行き、各所の説明文などを読んだりすると、大体40分くらいはかかると思います。

Q見どころはどこでしょう?

A

勝山亭から望む庭園全体の景色や、防火用として備えられた大井戸は全国的に珍しく日本一の大きさの井戸です。

また、緊楽亭の縁側に座って見上げるお城はお勧めの景色です。

Q二之丸御殿が使われていた期間は?

A

1687年に三之丸に御殿が完成し城主の生活や政務は二之丸から三之丸邸に移り、その後の二之丸邸はお世継ぎの方のお屋敷として使われたと思われます。

Q庭園から見えるお城の建物を教えてください。

A

向かって一番左は小天守、真ん中は馬具櫓、右は太鼓櫓です。

庭園案内図にも記載してます。

Q当時の二之丸の玄関はどこですか?

A

二之丸御殿の正門は、北側の四脚御門(庭園地図参照)です。四脚御門をくぐり、番所や腰掛を右に、塀重門を左に見て進むと玄関に通じます。

この玄関を入り、左に庭を眺めながら縁側を進むと、御歩行番所や御広間、書院など、表御殿の公式儀礼の間が並んでいます。

Q藩主に謁見する人はどんなふうにしていたのですか?

A

まず、公的な来客の場合、御広間に通されます。

ここは現在の応接室のような役割の部屋で、35畳と21畳の二部屋がありました。そこで謁見の順番が来ると、奥の大書院へと案内されます。

Q滝は本物ですか?

A

当庭園内の滝はポンプ循環式で流れています。

滝は白猪の滝、流れは滑床渓谷をモデルにしています。

石は、御荘から取り寄せたものです。

Q展示模型での加藤嘉明のルビについて、「よしあきら」ではなく「よしあき」と統一されているのは何故ですか?

A

どちらでも呼び方に間違いないようです。

歴史辞典などによりますと、全国的には「よしあき」の方が通りやすいようですが(加藤家譜においても「よしあき」)、松山、あるいは四国地方などでは読み癖として「よしあきら」と呼んでいるようです。

Q二之丸史跡庭園を造った背景は?

A

松山市制百周年記念事業の一環として整備されました。

昭和59年、発掘調査の結果、江戸期における貴重な遺構群が検出されました。

この文化的に貴重な遺構を保護し、保管すると共に訪れる人々の「やすらぎの空間」となるように造られました。

Q多聞櫓、緊楽亭に雨樋(あまどい)がないのはなぜですか?

A

代わりに建物の裾に溝を堀り雨水処理をしています。

建物に近い内部は防水のため石の高さを高くし外部の方を低い構造としています。

Q茶室使用について

A

茶室の使用予約は、毎月1日から一年後の同月末日まで受付しています。

例:2024年10月に使用されたい方は、2023年10月1日より予約できます。

予約は電話にて承ります。使用当日の予約はお断りする場合がありますので、ご了承ください。

Q動物(ペット)を連れての入園はできますか?

A

身体障害者補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)を除き、原則的に手荷物扱いになります。

庭園内では、運搬用ケースに入れていただければ入園が可能です。庭園内は段差が大きいところがあるため、安全確保に十分お気を付けください。

堀之内公園に関すること

Q犬の散歩はできますか?

A

ふれあい広場においてのみ散歩ができます。散歩時は以下の点についてご注意願います。

  • フンは必ずお持ち帰りください。
  • 必ずリードでおつなぎください。(長いリードは使わないでください)
  • 芝生には入らないでください。

以上のことをお守りいただいて、飼い主の方はもとより、ワンちゃん、他の公園利用者、それぞれが気持ちよくご利用いただけるようご協力願います。

フンをそのままにして帰ると、ワンちゃんがとても恥ずかしがりますよ。

Qボールを使ったスポーツやその他スポーツ(軽スポーツ)はできますか?

A

ふれあい広場においてのみ、軽スポーツができます。

(軽スポーツとは、キャッチボール(柔らかいボールのみ)、バドミントン、たこあげなど)

ただし、以下のルールをお守りくださいますようお願い申し上げます。

  • バットは使わないでください。
  • 硬いボールは使わないでください。(柔らかいボールでお願いします)
  • 小さなお子様がいるところでボール遊びをしないでください。
  • ベンチ、樹木、照明灯などの近くでボール遊びをしないでください。
  • スパイクを履いての利用はしないでください。

Qスケートボードやローラースケートはできますか?

A

スケートボードやローラースケートなどは、他のお客様に危険を及ぼしたり、公園施設を傷つける場合があるため、一切できません。ご了承くださいませ。

Q公園で花火やバーベキューをしたいのですが?

A

公園の枯れ木等に引火し火災が発生するおそれや、周辺家屋への迷惑等の理由から、個人が花火やバーベキュー等の火気を使用することを禁止しております。

ただし、自治会等主催のイベントなどで申請があった場合は、関係法令に基づく一定の条件を付したうえで使用を認める場合があります。

その他

Q正岡子規の句である「春や昔 十五万石の 城下哉」の十五万石の意味を教えてください。

A

十五万石とは石高のことです。一石は当時の大人1人が1年間に食べる米の量のことで、約150kgといわれており、土地の生産力(収益性)を表す単位です。

「文化年間(1810年頃)の米の物価を現代に当てはめた場合、一石は約4万5千円である」という説によれば、当時、松山藩は年間に67億5千万円の収益性を持っていたことになります(実際には天候等自然条件に大きく左右されました)。

なお、この句碑はJR松山駅前と子規記念博物館南側遊歩道にあります。

Q近くに交番はありますか?

A

伊予鉄道の市内電車「大街道」電停から約50m東にあるバス停隣に交番があります。

Q観光パンフレットを送ってもらいたいのですが?

A

送付を希望の方は松山市観光・国際交流課(TEL:089-948-6556)へお問い合わせください。

発送は随時行っていますが、到着指定はできませんので、あらかじめご了承ください。

なお、市内の方は取りに来ていただくことになります。

Q登り石垣はどこから見えますか?

A

堀之内公園のやすらぎ広場からや、県庁裏の登城道からお城に上がると、左側に見え隠れします。

登り石垣の長さは230メートル以上で日本一の長さを誇ります。

Q本丸・二之丸・三之丸はいつどのようにしてできたのですか?

A

1601年加藤嘉明は徳川家康に築城の許可を得て、本丸・二之丸・三之丸の位置を決定。翌年から築城を開始しました。

それと同時に本丸(松山城天守)の西側山腹、海抜39mの高さを整えその外周に堀を作って武家屋敷を設けました。

Q二之丸史跡庭園のスタンプが何故、徳川葵の紋ですか?

A

松平康元、勝俊、定勝(三代目城主松平定行の父)は家康の異父弟であるため徳川家康より松平姓と三ツ葉葵紋を賜りました。